熱中症の予防（マグネシウム）
梅雨が明けて夏本番、最近では熱中症が広く知られるようになりました。皆さんは、熱中症の予防に何をされていますか？
出典：環境省熱中症予防情報サイトより
「塩分補給」は、ナトリウムだけでなく、ミネラルの一つ「マグネシウム」も重要な役割を持っています。マグネシウムは、俗にエネルギーミネラルとも呼ばれ、糖をエネルギーに換える時に必要となるほか、血圧、体温の調節に働くなど、体内の重要な働きに関わっています。その反面、とても消耗しやすく、特に夏場は汗とともに身体から排出されてしまいます。
最近では、糖尿病の原因の一つにマグネシウム不足が関係しているとか。日本では1972年に法律で全国の塩田が廃止され、生産効率の良い「イオン交換膜製塩製法」が登場したことによって、これまで食塩10gにつきMg 50mg含有していたものが3㎎まで激減し、私たちの食生活に影響を与えているのではと危惧されています。
マグネシウムを含んだ食品を日常的に取り入れることで熱中症の予防、また糖尿病の予防へと意識を変えてみませんか。
◆ マグネシウムを多く含む食材
出典：MAG21研究会サイトより
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